kuboの鉄塔

送電鉄塔が好き

港北線

港北線は東京都町田市、神奈川県川崎市麻生区にある電源開発西東京変電所から横浜市港北区にある港北変電所を56基で結ぶ275kvの鉄塔です。昭和47年頃に建設されました。港北線の前身は西東京幹線という田子倉信濃川から来ていた長距離送電線でした。

私が好きな鉄塔のひとつです。

 

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港北線は主に四導体送電となっていて、JPV字有機がいしつきの耐張鉄塔で構成されてます。秦浜線や南狭山線と似た形となっています。

 

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しかし港北線と言ったらやはりこの鉄塔…

 

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同市都筑区

諸事情で中央分離帯に設置せざるを得ないことになったそうで。中央分離帯にすっぽりハマるように設計し超狭幅設計となりました。

 

あと、この区間だけ二導体になってます

 

しかし細すぎますよねぇ笑

66kvと腕金が同じ長さで電線支持も殆ど同じです。

 

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下から見るとこんな感じ。根開き全くありません。

中央分離帯に建っている275kv鉄塔は他にも青梅線にありますが、ここまですっぽりと収まってません。

 

しかし港北線には面白い鉄塔が他にも

 

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港北線19号

原型に見えますが、建て替え鉄塔です。

66kv線(生田線)の腕金が特徴的ですよね

 

この鉄塔、港北線で2021年10月現在1番高い93.5メートルとなっています

 

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港北線34号

通常設計と超狭幅設計の間に建っています。

二導体でJPV字有機がいしですが、新座線や上尾線などといった鉄塔に似ています。

この鉄塔は県立荏田高校内に建っています。毎日教室から拝めるのは羨ましいですね笑

 

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港北線52号

32号と同様通常設計と超狭幅設計の間に挟まれている新座線寄りの鉄塔です。

それにしてもお隣の橋本線と近いですね

 

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港北線31号

荏田変電所へ分岐する鉄塔です。

荏田変電所は港北線が運用した後に設置されました。そのため、港北線31号は改造されました。

 

改造前の31号は他の鉄塔と形は変わらなかったと思います

 

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港北線6号

こちらは2016年秋頃に建て替えた、港北線の中で1番新しい鉄塔です。

囲い込み工法というやり方で建て替えられたのでかなり太ましい鉄塔になっています

 

ぶっとい鉄塔とほっそい鉄塔が同時に見られるのはほんとに楽しくなりますよね!

 

港北線は基数がそこまで多くないのに多種多様で面白いです

主に住宅地を通っているので容易に近づくことができます

鉄塔辿ってみたいなと少しでも思われたらぜひ港北線を辿ってみてはいかがでしょうか!

 

ではまた👋

 

とりあえず写真あげてみる

試しに写真あげてみました。
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香取線です。かっこいいですよね139mもありますf:id:kub0:20211015002505j:image

手前の高い懸垂鉄塔(36号)(139m)と奥の高い耐張鉄塔(35号)(109m)で利根川をロングスパンで横断しています。平成30年頃建て替えたそうです。f:id:kub0:20211015002734j:image

前はこんな感じでした。(2015年撮影)

 

とりあえず頑張ってブログに慣れていきたいと思います笑

 

ではまた👋